イタリアのエニ社は、石油、天然ガス、発電、石油化学、油田サービスと発掘を行う総合エネルギー会社である。南海海域16/08エリアと16/19エリアの権益を保有するほか、28/20エリアでも作業を進んでいる。
中海油は以前、20年内に2000億元を投資し、南海の石油・ガス資源の開発を強化することを表明している。2020年までに、同社は南海の深海エリアにおける年間生産能力を5000万トンにする方針。
関連の資料によると、中国の洋上石油と洋上ガスの埋蔵量の確認率はわずか12.3%と10.9%で、有効な開発と利用が待ち望まれる。中国の南海地域における石油埋蔵量は中国の埋蔵量の3分の1に上り、その70%が深海エリアに潜んでいると見られる。
「中国証券報」より 2012年4月12日