中国国家外国為替管理局は10日、「十二・五(第12次5カ年計画)」と全国金融作業会議の関連する要求に従い、資本項目の人民元兌換の自由化を着実に秩序立って推進することを発表した。
国家外国為替管理局によると、規範化を通じて、クロスボーダー貿易・投資の人民元建て決済を拡大することを目指す。資金の流出ルートを少しずつ拡大し、国内の条件を満たした機関の「走出去(海外進出)」を奨励し、国内の海外投資の制限を緩和する。国内の金融市場を徐々に広く海外に開放し、クロスボーダー資金の双方向の移動による流動性リスクを防ぐ体制メカニズムを形成する。