この層の人々にとっては、資産の継承問題や資産の維持・拡大が関心の的だ。子どもの海外留学計画に抱く関心も年々高まっており、よい環境作りを行って、子どもが国際的なエリート教育を受けられるようにしたいと考えており、外国語の語学力を最も重視する。
海外移民による投資が占める割合は18.11%。胡潤(フージワーフ)研究院が発表した報告によると、億万長者の14%がすでに移民を行っているか移民を申請中であり、半数が移民を検討中という。国務院研究院が発表した「2011年中国個人資産報告」のデータでも、資産額が6千万元を超える億万長者の14%が移民による投資をすでに行っていること、海外に資産のない高額資産保有層のうち46%が移民を検討中であることなどが明らかにされている。
「人民網日本語版」2012年4月14日