世界で2番目に大きい自動車市場の米国でもわずか30万台程度で、全体の2%にも満たない。日本自動車工業会はハイブリッドカーと電気自動車を世界の自動車産業の発展をリードする新しい技術と業界基準にしたい考えだが、実際、ここ数年もっとも速い発展を遂げたのはドイツのフォルクス・ワーゲンが開発したTSI技術である。
これはエンジンを小型化する技術である。ここから、日本の自動車大手は経営理念とモデルを一部大幅に調整する必要があることがはっきりした。つまり、技術を売りたいのか、それとも技術を国際基準、業界基準にしたいのかである。
現状を言うと、中国の多くの自動車企業はすでにフォルクス・ワーゲンのTSI技術を導入し始めている。フォルクス・ワーゲンは中国企業に対して何の技術封鎖もせず、それどころか、中国の関連メーカーに積極的に技術を提供し、使用させている。