中国企業は日本企業とハイブリッドカーの技術導入について交渉を行ったことがあるが、日本企業は技術流出を恐れていたため非常に消極的だった。結果、交渉は合意に至らなかった。
技術面に関しては、ハイブリッドカーにしてもTSIにしても、それぞれの特徴がある。TSIはエンジンを小型化すると同時に、動力伝達機能が加わり、過給機を通して使用した場合、同等のガソリン・軽油消費量での走行距離を伸ばすことができる。ハイブリッドカーはガソリン・軽油と電力を合わせることにより、燃料消費を減らすことができる。
そのため、技術面においては両者に特に大きな差はない。ところが、具体的なビジネスモデルと経営理念において日本企業は消極的な姿勢を貫いているため、電気自動車事業の国際化で多くの困難に直面した。この点に注目してほしい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月17日