中国企業の以前からの120億米ドル相当のエアバス購入契約も、関連審査の停止などで棚上げられる可能性があると報じられた。エアバスの予測によると、これにより欧州及びエアバス関連サプライチェーンではそれぞれ1000人の雇用が失われる。
これに対し、エアバス中国の責任者は、エアバス社のCEOは既にEUの排出量取引制度に関連する問題に関して、中国民間航空総局を含めた関連機関と意見交換を行なっており、「エアバス社と中国の同業者は同様の考えであり、今まさに省エネ・温暖化ガス排出の削減について引き続き不断の努力とイノベーションをしている」ことを明らかにした。
「中国証券報」より 2012年4月16日