中国商務部が17日に行った定例会見で、ある外国人記者はIMAPの在中国会員企業がまとめた最新の統計を引用し、「中国企業の海外M&Aの失敗率は7割に上る。専門家は中国企業のクロスボーダーM&A に『偽りのM&A』が存在すること、つまり、M&A後も中国市場に力を入れ、事業を海外に拡張していないことを指摘した。これについて、商務部はどう見ているか」という鋭い質問を投げかけた。
これについて、商務部の瀋丹陽報道官は次のようにコメントした。世界で一般的に用いられているクロスボーダーM&Aの成功率の計算方法には、M&A対象の決定から交渉、買収合戦、取引、統合、運営、利益獲得までの全過程が含まれる。このような方法で出された世界のクロスボーダーM&Aの成功率は約25%である。