また、1-2月の中国の原油生産量は3369万トンで前年同期比1.1%減、原油純輸入量は4631万トンで同11.9%増となった。同時期の原油加工量は7654万トンで同3.9%増。精製油生産量は4650万トンで同6.8%増、うちガソリンが同8.3%増の1437万トン、灯油が同21.7%増の344万トン、ディーゼル油が同4.5%増の2869万トンだった。1-2月の精製油見かけ消費量(生産量+純輸入量)は同1.4%増の4568万トンだった。
発改委によると、原油加工量は安定的な伸びを示しているが、価格市場化改革の影響で、1-2月の灯油生産量が前年同期より大幅に増加している。自動車保有量の増加に伴い、ガソリン消費量は引き続き速い増加傾向を保っており、消費量の増加幅が明らかに生産量を上回る状況となっている。
「中国証券報」より 2012年4月18日