<中国証券報>ある市場関係者が中国証券報記者に明らかにしたところによると、中国シェールガス探鉱権の第2回入札が7月か8月に開始する見通しであることがわかった。中国国土資源部は、四川省、貴州省および陝西省の楡林地区、オルドス盆地などにある20ブロックを入札にかけ、募集企業数を17社とすることを暫定的に決めた。18日付中国証券報が伝えた。
同関係者によると、競争入札に参加する企業にはいくつかの条件が設けられる。登録資本金が3億元以上で、資産総額が10億元以上であること。一定のシェールガス開発の技術的条件を備える、またはシェールガス技術導入の面で優位性があること。一定の規模の技術者と専門家チームを保有していること。
今回の入札募集は民間企業も対象だが、競争入札参加企業の多くは中央企業や省、市政府の管轄下にある国営企業となるという。そのうち、上場企業は8-9割を占め、中国石油、中国石油化工、盤江股フェン、傑瑞股フェン、江鑽股フェンなどが参加する可能性がある。そのほか、華電、大唐などの電力企業や石炭企業なども参加する意欲を示している。