中国外匯(外国為替)取引センターのデータによると、5月2日、人民元対米ドルレート基準値が6.2670元となり、前営業日より117ベーシスポイント上昇し、初めて6.27元を超え、3営業日連続で2005年の人民元為替制度改革実施以来の最高記録を更新した。3日付中国証券報が伝えた。
近頃、人民元のスポットレートが基準値を大幅に下回る局面が続いていた。5月2日、スポット市場において、人民元の対米ドルレートは6.30元付近で推移し、一時6.3079元を付けた。変動幅は0.65%となり、4月16日に人民元対米ドルレートの変動幅が0.5%から1%に引き上げられて以来、2営業日連続で0.5%を超えた。4月27日、人民元為替レートのスポット取引における変動幅は0.54%で、初めて0.5%を超えた。