産業の対抗は中米双方の損

産業の対抗は中米双方の損。 中米欧の産業協力と競争関係について、米国商工会議所のドノヒュー会頭は「世界の3つのエンジンが協力すべきだ。対抗すればどこにとっても損。グローバル経済の減速と景気回復の歩みが遅々として進まない中、保護貿易主義が台頭してきている。こうした情況にあって…

タグ: 中米戦略・経済対話 中米両国の産業

発信時間: 2012-05-03 16:40:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第4回中米戦略・経済対話が5月3日に始まった。中米両国の産業の相互補完や協力をいかに切り開いていくかが対話の重要議題となる。

◇中米両国の産業間の相互補完性は協力が基礎

中国の産業は総体的に工業経済時代にとどまっているが、米国はすでに知識経済時代に入っている。両国の産業構造は明らかに相互に補うことができる。米国のハイテク製品、農産物、高品質な消耗品、グローバル・バリュー・チェーンは中国の軽工業や紡績・アパレル、機械設備や設備製造業、バイオテクノロジー、電子製品と補完的な産業の関連性を持つことができる。

(1)中米両国の先天的な相違が双方の商品とサービス貿易に利益をもたらす。例えば、中国の労働力は米国の5倍以上、平均年収は米国の10分の1。これが中国の対米輸出は労働集約型製品中心、米国からの輸入は技術や資本集約型製品中心である所以で、各自が自らの貿易利益の基本構造を持っている。米国国際貿易委員会がかつて中国のハイテク製品の貿易黒字を調べたところ、90%以上がグローバル企業内部の貿易黒字だった。

 

 

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