産業の対抗は中米双方の損

産業の対抗は中米双方の損。 中米欧の産業協力と競争関係について、米国商工会議所のドノヒュー会頭は「世界の3つのエンジンが協力すべきだ。対抗すればどこにとっても損。グローバル経済の減速と景気回復の歩みが遅々として進まない中、保護貿易主義が台頭してきている。こうした情況にあって…

タグ: 中米戦略・経済対話 中米両国の産業

発信時間: 2012-05-03 16:40:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(2)米国の農業は中国よりはるかに国際競争力が高い。例えば、米国の人口は中国の4分の1未満だが、耕地面積は中国に比べ40%広い。米国は早くから資本集約型の輸送手段、機械工業、大農場を導入している。中国は現在米国にとって最大の大豆、綿花の単一海外市場で、中米両国はバイオセキュリティ、土壌保護、動植物の疫病予防、大災害の早期警戒などで相互補完型の協力メカニズムを構築している。しかし農産品の貿易は数百万の米国の農家と6億の中国の農家の損益を比較して考える必要がある。数億にのぼる中国の農家が損をすれば、世界全体の幸福と利益に影響を与えることになる。

(3)中米両国の工業および関連産業は明らかに差別化分業できる。中国はすでに米国の航空機、自動車の重要な輸出市場となったが、軽工業や紡績・アパレル、工程機械、発電設備、プログラム制御交換システムなどの分野で中国の産業は独自の競争力を持っている。中国は米製造メーカーの海外投資で最も収益を上げている市場の一つで、米ゼネラルモーターズ(GM)は危機的状況の中、中国投資で巨額の収益をあげたのがいい例だ。

 

 

     1   2   3    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。