中米両国は、発展水準・発展方式がそれぞれ異なっており、意見の不一致や摩擦が生じるのは当然だ。中米経済貿易の摩擦増加は、双方の提携規模の拡大、提携分野の開拓、発展の推進と関連している。また現在の両国間の提携枠組みは、両国の高度かつ持続的なバランス成長、貿易と投資の促進、金融市場の改革および安定化等、多方面の提携に向け幅広い空間を提供している。実質的な対話は、問題と摩擦を適切に解決するのみならず、中米関係の発展を力強く支えることができる。成果の積み重ねは、相互信頼の積み重ねである。相互信頼が強化されれば、中米関係に存在する問題が解決されやすくなるのだ。
中国は米国と共に歩み、戦略的な高みと長期的な視点により、対話・交流・提携を絶えず強化し、両国の利益と関心事を尊重することを望んでいる。実質的な態度により、両国関係に存在するさまざまな問題を適切に処理し、中米両国の提携パートナーシップの構築を導き、両国および世界各国の国民に利益を与えるべきである。
「人民網日本語版」2012年5月6日