商務部の陳徳銘部長は3日午後、第4回中米戦略・経済対話の記者会見において、「米国が在米中国企業に対して公平公正なビジネス環境を提供し、安全審査を理由に障害を設けないことを望む」と発言したほか、以下のように述べた。人民日報海外版が報じた。
業界が中国のビジネス環境に懸念を抱えている問題について
このような懸念は、中国経済の成長鈍化に伴う「ソフトランディングできるかどうか」の心配から来るものであり、また一方で、「強制的な技術移転に対する不安」など、いくつかの誤解もある。
中国はWTO加盟の際、技術移転を外国投資の参入条件としないと承諾した。技術移転と技術協力は、企業の市場条件における自主的な行為であり、正常なビジネス交渉の条件と政府による強制的な要求を混同してはならない。
中国経済は基本的に良好であり、中国の投資環境は絶えず改善しつづけている。今年の第1四半期に、米国の対中投資が10%以上のスピードで増加したという事実も、米国企業の中国への自信を裏付けるものだ。