タイムズスクエアの建物を所有する不動産会社シャーウッドは、「商業秘密」を理由に、具体的な宣伝費用についてのコメントを控えた。五糧液も具体的な金額についてはコメントを控え、関係者が「同社がタイムズスクエアで行った広告宣伝の費用は、噂されているほど高額ではない。どの企業もPRを行う場合、その効果やコストパフォーマンスを総合的に考慮するが、当社も例外ではない」と称した。オンラインゲーム企業の巨人網絡と格力電器も具体的な金額については明かさなかったが、「リーズナブル」という印象を受けているようだ。五糧液の関係者は、「コストパフォーマンスが高い。タイムズスクエアでの宣伝は、当社の米国・欧米市場・世界市場における影響力と知名度を高める上で効果的であり、宣伝効果に満足している」と語った。
慣例によると、タイムズスクエアの一般的な液晶パネルは、1ヶ月のレンタル料金が30万から40万ドル(約2500万円から約3300万円)に達する。宣伝の期間、具体的な位置、異なる宣伝方法により、その価格に変化が生じる。人通りの激しい地下鉄の出口に設置できるか、MTV「トータル・リクエスト・ライブ」で紹介されるか、ニューイヤーイベントで背景とされるかもまた、宣伝費用に影響する。一般的に、広告主がテレビや新聞で宣伝を行う期間は1-2ヶ月とされているが、屋外広告物の場合は数年間に渡る場合が多い。格力電器の関係者は、「これほど長期間であれば、価格はリーズナブルになる。宣伝による大きな影響力を考慮すれば、勘定に合う取引である」と述べた。