同プラットフォームの最大稼働水深は3000メートルで、最大掘削深度は1万メートルに達し、水深3000メートル級のDP3動的測位システム、水深1500メートル級の測位係留システムという2つの測位システムを初めて採用している。可変搭載可能重量が初めて9千トンを突破。国内で初めて開発に成功した世界トップクラスの強度を誇るR5級の係留チェーンを採用。最先端の水中噴出防止装置システムを採用し、緊急事態の際には自動的に坑井を密閉し、大水深での作業の安全性向上を図った。また、同プラットフォームは遠海デジタル画像モニタリング・緊急コマンドシステムを使用し、緊急時の応答と意思決定のために、直接目で見て判断できる根拠を提供し、プラットフォームの安全管理レベルの向上を図った。
同プラットフォームは正式な掘削作業に入る前に、既に2カ月間のテスト稼動が行なわれており、テスト期間に安全且つ高効率の作業を実現する事ができている。
「中国証券報」より 2012年5月10日