中日韓FTAはTPPより実質的意義 日本専門家に聞く

中日韓FTAはTPPより実質的意義 日本専門家に聞く。

タグ: 中日韓FTA

発信時間: 2012-05-17 18:57:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽TPPは中国にとって脅威ではない

日本政府は10年11月の閣議で、全面的な経済協力に関する基本方針を可決し、国の門戸を開放し、未来を切り開くことを基本方針として、中日韓3カ国のFTAを推進すると同時に、TPPの研究を進めることをうち出した。

日本の世論はFTA交渉を先行させるか、TPP交渉を先行させるかで意見が分かれるが、福川理事長は一貫して、両者の交渉は同時進行が可能だと主張する。それだけでなく、日本は欧州連合(EU)とのFTA交渉も進めているという。

FTAとTPPは確かに参加国の関心を寄せる点が異なるため、合意の内容も異なってくるが、いずれも目的は自由な経済活動を保証することにあり、最終的な目標はより広範囲で自由なアジア・太平洋自由貿易圏を実現することにある。よって両者は実際には衝突しない。

福川理事長はTPPが中国にとって脅威であるとはみなさない。中日韓がFTAだけでなくTPPにも参加し、よりハイレベルの環太平洋経済協力を構築することができれば、東アジア経済の発展に一層プラスになる。中国のこれからの経済にとっても、同じようにプラスになるとの見方を示す。

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