――山東省淄博市淄川区の都市型農業発展の一側面
ここ数年来、山東省淄博市淄川区は都市型農業を発展させる過程で、優位資源の発掘を重視し、眠れる資源を蘇らせ、これは農民の収入増を促す重要な措置の1つとなっている。
石だらけの山間地帯に奇跡を
金毫相生態バカンス・パークは省道湖南路竜泉区間の韓荘村東山の中に位置し、以前はこの一帯は黒い石だらけで、栽培業に適した小さな耕地は1ヵ所さえも探し出せなかった。2007年、淄川金毫相農産物専門協同組合は山林地帯での伐採や放牧を禁じて樹林を育て、そして樹木の下に養殖業を発展させ、淄川区初めての都市型農業モデル・パークとなった。現在、資産総額は2000数万元に達し、年間生産額は420万元にのぼっている。
幸福溜といわれる山間の谷間に幸せをもたらす果実が
夢泉村は太河鎮(町)の幸福溜(山間の谷間。人々に幸せをもたらす果樹をたくさん栽培しているため、こういわれている)の中にあり、典型的な谷間の中の小さな村である。300数年の歴史の中で、ここは広大な原生経済林をでき上がっている。夢泉エコ観光区は原生自然資源に恵まれる優位に依拠し、果樹の種類によって五大果樹園――ナシ園、サンザシ園、アンズ園、ナツメ園、果実の小さい(カイドウなど)果樹園に分けられている。都市型農業、バカンス観光などの機能の開発を通じて、2011年に、この観光区は観光客を延べ8万人以上受け入れ、総収入は530万元に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月21日