中国工業情報化部電気通信設備ネットワークライセンス管理センターが31日に明らかにしたところによると、アップルの新しいiPadがこのほど中国大陸部のネットワークライセンスを取得した。これにより、新しいiPadは中国大陸部での販売に関する関連手続きをすべて完了したことになる。新京報が伝えた。
新しいiPadのネットワークライセンス設備型番は、海外でのモデルナンバーと同じ「A1430」となった。ネットワークライセンス証書によると、同製品のライセンス期間は、今年5月28日からの3年間。また同製品はすでに、中国強制製品認証制度(CCC認証)に合格している。ゆえに中国大陸部で販売される電気通信設備が取得すべき2大強制認証を取得し、販売の資格を得たことになる。
手続きを完了したとは言え、同製品が中国大陸市場にすぐさま進出できるわけではない。アップルと深セン唯冠のiPad商標権に関する係争が未解決のため、同製品の発売は今後の情勢を伺う必要がある。
「人民網日本語版」2012年6月3日