◆株式市場:21社が日本を主な収入源に
昨年の年次報告書の中で、日本地区を主な収入源と明記した上場企業は計21社に達し、日本関連業務の売上高が計80億元(約1000億円)を上回ったが、多くの企業は米ドルを決済通貨としていた。業界別に見ていくと、日本関連業務が多い企業は電子産業(電気機器、電子情報を含む)に集中しており、計9社に達した。紡績業、物資貿易に従事する企業は、それぞれ3社に達した。具体的に見ていくと、日本関連業務が主収入に占める比率が最も高い企業は、上海海隆ソフトウェアとなった。ソフトウェアオフショア開発企業の同社は昨年、日本地区で前年比36%増の3億1200億元(約39億円)の売上高を実現し、全体の79.86%を占めた。
「人民網日本語版」2012年6月3日