日本新華僑報に先日掲載された記事内容によると、日本は「観光立国」施策の取組みにおいて、安全管理を第一優先課題として実施していかなければならない、と記されている。
異国情緒あふれる夢の国・東京ディズニーシーで、ジェットコースター型アトラクション「レイジングスピリッツ」の座席の安全バーが上がったまま車両が動き出した。危険を感じた乗客は降りようとして軌道脇に転落。車両は2メートルほど進んで緊急停止し大事には至らなかったものの、その乗客は右足に軽傷を負った。
開業したばかりの東京の新名所・スカイツリーでは、ゴミ箱の設置が行き届いておらず、急増する観光客のポイ捨てが日に日にひどくなっている。また、絶好の撮影場所を求め、付近のマンションの外階段に無断で上る人も続出しており、住民らとのいさかいが多発している。事業主の東武鉄道は「新会計年度は東京スカイツリーのオープンでかなり潤うはず」と見込んでいたが、オープン後1週間も経たない間に、数百件ものクレームの対応に追われるという、精神的にかなりつらい状態にある。