「*ST金果」が6日に2012年中間決算業績予想を発表した。これで、中間決算業績予想を発表した上海・深セン株式市場上場の中国企業は合わせて851社となった。中国証券報のまとめによると、851社のうち、322社が増益、152社が黒字計上、17社が黒字転換となり、これら会社は全上場企業の57.70%を占めている。7日付中国証券報が伝えた。
業種別に見ると、2011年と類似し、食品・飲料業企業の中間業績の伸びが目立つ。中間業績予想を発表済みの食品・飲料業企業19社のうち、増益を見込んでいる企業が11社で、全体の58%を占め、23の「申万一級業種」でトップとなった。
企業別に見ると、国内の景気減速を背景に、中間業績が倍増と予想した会社が48社にとどまり、2011年同期の純利益は赤字あるいは純利益の基数が極めて低い(純利益が1000万元以下)の企業を除くと、本格的な急成長を実現した上場企業は27社だけで、中間業績予想発表済み企業全体に占める割合はわずか3.17%である。
「中国証券報」より 2012年6月7日