中国環境保護部の呉暁青副部長は5日の記者会見で、第12次5カ年計画(2011-2015年)綱要に明記されている主要汚染物質の排出削減に関する拘束的指標の達成は難しい課題であるが、今後4つの対策を講じ、目標達成を促すと発表した。4日付中国証券報が伝えた。
第12次5カ年計画には、主要汚染物質の排出削減に関する拘束的指標のほか、2015年までに全国の化学的酸素要求量と二酸化硫黄を2011年に比べてそれぞれ8%引き下げ、化学的酸素要求量(COD)を2347.6万トン、二酸化硫黄の排出量を2086.4万トンまで減らすことや、全国のアンモニア性窒素と窒素酸化物の排出量を2010年に比べてそれぞれ10%引き下げ、アンモニア性窒素を238万トン、窒素酸化物を2046.2万トンまで減らすことが明記されている。