英国に本社を置く大手会計事務所のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は12日、報告書「2012-2016年の世界の娯楽・メディア産業見通し」を発表した。それによると中国大陸部は2011年にドイツを抜いて世界3位の娯楽・メディア市場になった。大陸部市場では今後5年間にインターネット広告産業が最も急速に成長する分野になる見込みという。「新京報」が伝えた。
同報告によると、11年の娯楽・メディア産業の支出をみると、米国が4640億ドルで1位、日本が1930億ドルで2位。中国は1090億ドルで3位となり、ドイツの990億ドルを抜いた。デジタルが当たり前の時代になり、市場には紙メディアの存続を危ぶむ声がある。PwCの娯楽・メディア産業分野の中国パートナー・許冉さんによると、中国経済の急成長は、紙媒体をはじめとする伝統産業に引き続き成長の可能性をもたらすという。
「人民網日本語版」2012年6月13日