中国の全国社会保障基金(社保基金)理事会が15日、中国証券報に独占公開した2011年年次報告書によると、社保基金の運用資産総額が8688億2000万元となった。このうち、直接投資資産が5041億1200万元(全体の58.02%)、受託運用資産が3647億800万元(全体の41.98%)だった。15日付中国証券報が伝えた。
2011年、社保基金の権益投資による収益額が73億3700万元だった。全国社会保障基金の設立以来の投資収益額は計2845億9300万元に、年平均投資収益率は8.40%に達し、同期のインフレ率を6ポイント上回った。