日本の財務省が19日に発表した11月貿易統計速報では、同月の日本の貿易収支が9534億円の赤字となり、貿易収支赤字状況は5カ月続いた。世界経済の減速、日中関係の悪化による輸出の低迷が響いたと見られている。
11月、自動車輸出などが好調な米国向けの貿易では4538億円の黒字だったが、対EUと対中国貿易では、それぞれ1264億円、5475億円の赤字となった。
とりわけ、日本の対中貿易では、輸出が14.5%減と10月の11.6%減から減少幅が拡大した影響で、9カ月連続の赤字を記録し、11月の対中貿易赤字としては過去最大となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月19日