中国財政部はこのほど、2011年2回目となる地方債代理発行計画を発表した。代理発行額は計478億元となる。中国財政部の謝旭人部長は今後地方債の発行規模の抑制に努めるとしている。28日付中国証券報が伝えた。
地方債代理発行計画によると、中国財政部は7月9日、3年債を239億元(青海省30億元、山西省33億元、北京市34億元、福建省30億元、寧夏回族自治区16億元、黒竜江省41億元、江蘇省55億元)代理発行する。
財政部はさらに7月16日、上記7地方を対象に5年債を239億元(青海省30億元、山西省32億元、北京市34億元、福建省30億元、寧夏回族自治区17億元、黒竜江省41億元、江蘇省55億元)代理発行する。
中国財政部の謝旭人部長は27日、「中国は今後地方債の管理を強化し、地方債券の発行規模を抑制し、財政リスクの防止に努める」と述べた。「地方債規模に関する管理、リスク防止の体制を構築し、地方政府債務を段階的に予算管理に組み込んでいく」という。
「中国証券報」より 2012年6月28日