山東省青島市にある青島ハイテクパークの管理委員会は26日、日本のNECソフトの中国法人であるNEC軟件(済南)有限公司との間で入居合意に調印した。これにより、NEC側は青島市のロウ山区建設集団の中核資源基地に進出することになり、2014年にはサービスアウトソーシングの輸出額が5億円に達することが見込まれる。またNECは世界企業上位500社の中で、国家(青島)通信産業パークに3番目に進出した企業となった。「青島日報」が伝えた。
NECソフトは世界企業500社入りする日本電気(NEC)の全額出資子会社。今回のプロジェクトはロウ山区を拠点に定め、ソフトウェア開発をめぐるオフショアアウトソーシングサービス業務の拡大に力を入れ、システム集積といった新たな業務を開拓し、中国国内の情報通信(IT)市場を開拓して、ロウ山区のソフト産業界の新興勢力になることを目指すとともに、ロウ山区と青島市のソフトウェア・情報サービス産業の発展レベルを一層引き上げることを目指すという。
*ロウ:「山偏」に「勞」
「人民網日本語版」2012年6月27日