中国製大型旅客機の受注が相次いでいる。農業銀行のファイナンスリース子会社の農銀金融租賃と中国商用飛機は29日、上海で中国製旅客機「C919」(45機)の購入契約を締結した。C919の受注数は、現時点で280機に達した。また中国製地域路線用ジェット旅客機「ARJ21-700」は、中国初となるジェットエンジン吸気口のスプラッシュテストに合格した。新民晩報が伝えた。
中国製旅客機市場の今後が期待される中、C919の成功を基礎に推進されるARJ21-700プロジェクトは、新たなテストを開始した。ARJ21-700は今週、西安市閻良区の長さ100メートル、幅8メートル、水深12.7ミリメートル以上の水槽で、ジェットエンジン吸気口のスプラッシュテストを実施した。中国で初めて世界の耐空性基準に基づき自主開発されたジェット旅客機である同機は、受注数がすでに250機以上に達している。
「人民網日本語版」2012年7月2日