広州市交通委員会は6月30日、7月1日午前0時より、同市は中型・小型乗用車を対象とした新車登録台数(ナンバープレート)の制限を試行し、試行期間は1年間とすることを発表した。
情報は広州の自動車市場に大きな波紋を呼んだだけでなく、自動車産業全体が構造転換と高度化に突入すると見られ、自動車メーカーからディーラーまで、業界の再編は避けられない。
関連統計データによると、2012年上半期、広州の新車登録台数は8万5000台を超え、前年同期の6万757台と比べ、44.16%の急激な増加を見せた。しかし、同時期、自動車メーカーからディーラーに供給される自動車も増加し続け、広州のディーラーは在庫圧力に苦しんでいる。多くのディーラーの在庫水準は一時は1.3に達し、3カ月連続で警戒レベルを上回った。「五一(メーデー)」の連休が訪れ、状況はいくらか緩和されたものの、上半期、広州ディーラーの自動車全体の平均利益はたった1916元で、前期に比べ32.4%減少した。