また、世界経済が今後12カ月の間に再び失速するとの懸念を示している中国企業は69%だった。2012年に入ってからの中国経済は、成長の鈍化が見られるものの、欧米の国際市場に比べれば、依然安定した成長を保っているため、多くの中国企業は国内市場を第一のターゲットに選んでいる。
調査結果によると、受注の減少が企業の発展を妨げる最たる要因であると見ている中国企業は44%で、2009年以来の高い割合となった。グラント・ソントンのチーフパートナーである徐華氏は「世界経済の不確定要素が企業発展の阻害要因となっている」との見方を示した。
「中国証券報」より 2012年7月5日