中国発展計画委員会は4日、「第12次五カ年計画省エネ・エコ産業発展計画」を発表し、中国の2015年の省エネ・エコ産業の総生産額を4兆5000億元(約56兆2500億円)とし、付加価値がGDPに占める比率を約2%とする目標を掲げた。新京報が伝えた。
エコ産業は中国国務院が支援する7大戦略性新興産業の一つだ。同計画は、「政府は財政政策による支援を強化し、中央財政資金により重点プロジェクトの発展を促す」とした。
2015年、中国の技術力により経済的に節約できるエネルギーが標準石炭換算で4億トン分に達し、1兆元以上の投資を促すと予想される。省エネサービス業の総生産額が3000億元に達し、産業廃棄物のリサイクル市場が開拓され、都市部の汚水処理施設および硫黄・硝石の浄化施設の投資総額が8000億元を超え、環境サービス業の総生産額が5000億元に達する見通しだ。
「人民網日本語版」2012年7月5日