今年の世界市場全体から見ても自動車販売は堅調とは言えない中、中国は業界の光明であり、世界市場競争の最前線となっている。そこでは超高級ブランド車から価格戦争が始まり、それが高級車、中級車へと移ってきている。もうすぐ全ての車種で同様な状況となるだろう。
このような市場状況の下、劣勢にあった中国自主ブランド車は更なる脅威にさらされる。珠江デルタ市場では自動車販売価格が3割も下がっており、自主ブランド車の立場はますます危うくなっている。
中国の自動車業に関心を持ち続けるある人が、ため息をつきながら言う。「20年も経つのに我が国の自動車産業はどうしてこれほど弱弱しいのか。」中国自動車工程学会の秘書長である付于武氏も最近の記者会見で同様のことを述べている。「自動車強国の夢が実現されるには何世代もかかる。」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月9日