鉄鋼メーカーの鞍鋼股フェン、凌鋼股フェン、江泉実業の2012年上半期の赤字額がそれぞれ19億7600万元、2億3200万元、1100―1400万元になる見通しであることがわかった。また桂冠電力、中海海盛なども赤字予想となっている。9日付中国証券報が伝えた。
鞍鋼股フェンは、鋼材の販売価格が2011年上半期より12%以上下落し、企業の収益力が大幅に下がったことが赤字に響いたと話している。凌鋼股フェンは、鉄鋼産業は2011年第4半期から低迷を続いていることが、上半期の赤字を招いたと見ている。
双環科技、標準股フェン、冀東水泥、金嶺鉱業、青島双星の業績はいずれも60%以上低下すると見られ、標準股フェンの業績悪化が最も著しく、前年同期に比べ95%前後低下すると見込まれている。