C919は同公司が研究開発中の150座席の1通路のジェット式ナローボディ機で、すでにプロジェクト立案の論証作業、実行可能性の論証作業、プレ発展段階の作業がいずれも終了して発展段階に入っており、組立部品の製造もスタートしている。今年はプロジェクトが詳細な設計の段階に入り、生産用データを相次いで公表して、全面的な試作がスタートする予定で、14年の初飛行、16年の運航許可証取得および引き渡しを目指すという。
ARJ21-700は中国で初めて世界の運航ルールに基づいて安全に配慮し、独自に設計開発したリージョナルジェット機だ。中国民用航空局と米連邦航空局に同時に運航申請を提出し、受理された中国初のジェット旅客機でもある。2008年11月に初飛行に成功した後、試作機4機と強度テスト機2機がテスト飛行を行い、一連の難易度の高いテスト飛行の各項目と特殊な気象条件下でのテスト飛行、研究開発のテスト飛行と一部の適合性を論証するためのテスト飛行も終えている。無事故飛行時間は2400時間を超え、無事故飛行回数は1100回に迫る。
「人民網日本語版」2012年7月10日