成約件数が増加する中、特に高級分譲住宅の業績が突出していた。不動産投資会社の麗茲行の統計データによると、6月の第1-3週の高級新築分譲住宅の成約件数が372戸に達し、すでに5月全体の成約件数を上回った。6月の成約金額トップ10のうち、高級分譲住宅が半数を占めた。
6月は高級分譲住宅の集中的な成約による影響を受け、市場全体の成約価格が上昇した。統計データによると、北京で6月に発売された33件のプロジェクトのうち、一戸建て、マンション、欧風別荘等の中高級プロジェクトが16件に達し、全体の約半数を占めた。
業界関係者は、「6月からの金利引き下げ、1軒目住宅購入の優遇政策により、購入者の意欲が刺激されている。また住宅買い替えの需要が高まっている」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年7月10日