中国黄金集団公司、ワールド・ゴールド・カウンシル、ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ(GFMS)は10日、『The CPM Gold Yearbook2011』と『2010年中国ゴールド市場報告』を発表した。それによると、中国の金備蓄量は世界6位だった。
報告によると、2011年の世界の金需要は4486トンで、前年比0.6%増加した。うちアクセサリーの需要は1973トンで2.2%減。ゴールドバー投資と政府調達で需要が増加し、ゴールドバー投資は1209トンで37%増となった。世界の中央銀行のゴールド調達量は前年の77トンから455トンに急増し、各国の政府調達は490.9%増え、1964年以来の最高に達した。
政府調達が最も多い国は米国で、中国は6位につけた。中国の金備蓄量が外貨準備に占める割合は上位20国の中で最も低く、わずか1.6%だった。
2011年の中国の金需要は1000トンの大台を突破し、1043.88トンに上り、世界の総需要の4分の1に迫った。伸び率は23.88%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月12日