中国自動車工業協会が11日に発表した最新統計データによると、上半期、国産自動車(合弁ブランドを含む)の生産・販売が着実な回復傾向を辿っている。中でも乗用車伸び率は業界全体の伸び率を大きく上回った。下半期にも安定的な増加傾向が維持されると見られる。12日付中国証券報が伝えた。
1―6月、国産自動車生産台数は前年同期比4.08%増の952万9200台、販売台数は同2.93%増の959万8100台。うち乗用車生産台数は7.87%増の759万9300台、販売台数は7.08%増の761万3500台。商用車生産台数は同8.59%減の192万9900台、販売台数は10.40%減の198万4600台。
上半期の自動車販売台数上位10社は、上海汽車(221万6300台)、東風汽車(163万4300台)、第一汽車(133万6100台)、長安汽車(100万5200台)、北京汽車(78万8400台)、広州汽車(36万8100台)、華晨汽車(29万4800台)、奇瑞汽車(28万3200台)、長城汽車(27万9300台)、江淮汽車(24万4000台)の順となった。同10社の自動車販売台数は844万9700台に達し、全体の88.04%を占めた。