中国人民大学流通研究センター、中商流通生産力促進センターはこのほど北京で、『中国都市流通競争力報告・2011』を共同発表し、中国大陸部の33の大・中都市の流通競争力を全面的に分析し、格付けを行った。トップ10の都市は、上海、北京、広州、深セン、武漢、天津、青島、南京、杭州、厦門(アモイ)の順となっている。上海は4年連続で1位を維持した。12日付中国証券報が伝えた。
中商流通生産力促進センターの王徳利副主任は、「世界経済に依然として不確定要素が存在する現在、経済の安定的成長に対する消費の役割が極めて重要だ。市場経済の条件下、消費と流通業は密接に関わり会っている。流通業の発展の程度は、消費の実現の程度、また消費水準、消費構造、消費方式に影響を及ぼす。流通業の健全な発展は、効果的に消費の需要を促すだろう」と語った。