中国は発展途上国で、経済の規模では世界2位になったが、1人当たりではまだ下位にあるが、にもかかわらず宇宙探査、深海探査、南極、北極に対する観測活動にも注力している。書店をのぞいてみると、そういう探査の成果に関する書籍も書架に並び始めており、こうした分野で中国もそれなりにデータの蓄積に努めていることが分かる。
専門家ではないので、むずかしい話はさておき、中国の宇宙飛行士たちが宇宙の無重力環境で、リラックスして所定の科学実験のアイテムをこなし、また、無重力状況での人体に対する影響などの医学的検査をしている姿を見ると、中国が自国なりにコツコツとデータを蓄積していることも分かる。3人の飛行士が宇宙から地上にいる家族と交信している映像もオンエアされたが、プライバシーの尊重ということから交信の内容はオンエアされなかった。ただ、劉旺飛行士が妻の誕生日を祝って宇宙からハーモニカで「ハッピー・バースデイ・トゥー・ユー」の曲を吹奏しているシーンもあり、なかなかやるじゃん、と思った。
飛行士たちが地上に帰還したとき、女性飛行士が薄化粧をして姿を現わしたのを見て、女性らしく、よく細かいところに気がつくものだと感心した。
これからいろいろデータを分析、検討して次の打ち上げに備えることになるわけだが、その緻密な仕事の姿勢にも感心している。