安価、フレキシブルな販促が消費者にとって大きな魅力ではあるが、車の品質が悪ければ、保守的で国を愛する人々も購入を控えるだろう。だが韓国人は勤勉な民族で、常に最良を求める。これは現代自動車の発展においても明らかだ。韓国車もかつては辛い学習の過程を経たことがあり、自動車大国から「ゴミ」と称されたこともあった。ところが韓国人は本気になり、最高の自動車を作ろうとした。現代自動車を代表とする韓国車は、100年の歴史を持つ大手自動車メーカーと比べても遜色が無い。
韓国車の努力と発展に比べ、中国車は現在より厳しい環境に置かれている。合弁企業の低価格車により中国車のシェアが狭められる中、合弁企業による自主ブランド車の登場がさらなる追い打ちとなる。中国車は自らの取り組みにより製品の品質向上に努める必要がある。これは永遠のテーマであるが、政策面からも中国車を支援する必要がある。さもなければ、中国独自の自動車ブランドが、今後数年間で姿を消す可能性さえあるのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月17日