アップル社 大中華圏で業績暴落 覇者の地位から失墜か

アップル社 大中華圏で業績暴落 覇者の地位から失墜か。

タグ: アップル,iPhone,スマートフォン

発信時間: 2012-07-26 13:23:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

アップル社が25日発表した第3四半期の財務報告によると、大中華圏での売上高が前月比で大幅に下落していることがわかった。また、専門家はiPhoneはスマートフォン市場で覇者の地位を失墜しつつあると指摘している。

アップル第3四半期の売上高は350.23億ドルで、昨年同期の285.71億ドルから23%増、純利益は88.24億ドルで昨年同期の73.08億ドルより21%増だったものの、2012年度の純利益成長率を第1四半期の118%、第2四半期の94%と比較すると、第3四半期の純利益の伸び幅は明らかに勢いが衰えており、市場予想に及ばなかった。また、株式取引でも約6%も暴落している。

注意が必要なのは、全体の純利益の伸び幅が鈍化した以外にも、アップルは第3四半期で大中華圏の業績を前月より大幅に下げている。アップルのティム・クックCEOは第3四半期、アップル大中華圏の営業収入は57億ドルと、同期比48%増で同社の世界総営業収入の16%に達したものの、第2四半期と比べると業績は27%下がっていると会議で語っている。

クック氏は、スマートフォーンiPhone4Sを第2四半期から中国大陸で発売開始し、在庫を増加したが、iPhone4Sは発売から、季節的な影響で販売数が下がっている。しかし、この下落は正常のうちにあり、今中国の経済状況と大きな関係はないと解説した。

中国モバイル・ネットワークの産業連盟の李易事務長は、iPhoneの使用周期はすでに昔とは大きく異なっている。これまでiPhoneの販売数は1年を通してよく売れ続けていたが、今の競争環境で、アップルはすでにこれを持続できなくなっている。また、サムスンや中国製スマートフォンの開発・発売は好調で、iPhoneは次第に覇者の地位から失墜しつつあると指摘している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月26日

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