英ロイター通信の1日の報道によると、市場調査会社のニールセンは同日、中国経済は打撃を受けたが、一線都市の消費者信頼感指数は高水準を維持し、2012年第2四半期はここ3年の最高水準に達したとするレポートをまとめた。
ニールセンが3500人の消費者を対象に調査を実施したところ、中国の一線都市の消費者信頼感指数は第1四半期の101から107に上昇した。雇用見通しの改善、個人財テクの状況改善、消費意欲の向上が後押ししたと見られる。
一線都市の雇用見通しに対する楽観的な見方は全国で2番目に強く、調査に応じた消費者の59%が向こう12カ月の雇用見通しを楽観視している。中国が製造業と投資を中心とした経済構造の調整を計画していることから、サービス業の雇用チャンス増加が特に期待されている。
農村部の消費者信頼感指数は113に低下したが、高水準を維持した。農村部において、雇用見通しを楽観視する消費者は92%で、前四半期比横ばいとなった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月3日