双方は、「2つの経済区」の開発協力の安定推進は、中朝の伝統的な友好協力関係の安定化と発展、各分野における交流と提携の推進、両国経済の発展、地区の安定化と繁栄に対して重要な意義を持ち、両国人民の共同利益に一致するものであることを強調した。双方はまた、両国首脳の共通認識を形成し、「政府主導、企業中心、市場運営、共同利益」の開発協力原則に基づき共同で努力し、それぞれの優勢を十分に活用かつ発揮し、区域内のインフラ整備を加速し、より多くの企業の投資を誘致し、「2つの経済区」建設を中朝経済貿易協力モデル区とし、世界各国が経済貿易協力を展開するためのプラットフォームとする。
開催期間、双方は羅先経済貿易区管理委員会、黄金坪・威化島経済区管理委員会の設立を宣言し、管理委員会の設立と運営に関する合意書、経済技術協力協定、および農業提携、羅先地区への送電、パーク建設、詳細計画等に関する合意書を締結した。
羅先経済貿易区は朝鮮の北東部に位置し、中国吉林省の延?地区と隣接する。原材料工業、設備工業、ハイテク産業、軽工業、サービス業、現代高効率農業を重点的に発展させ、朝鮮先進製造業拠点、北東アジア地区国際物流センター、地域観光センターとなる。黄金坪・威化島経済区は鴨緑江の下流に位置し、中国遼寧省丹東地区に隣接する。情報産業、観光・文化・創作産業、現代農業、衣料品加工業を重点的に発展させ、朝鮮のスマート型新興経済区となる。
「人民網日本語版」2012年8月15日