中国企業の海外買収合併が好調、取引総額が3倍増に

中国企業の海外買収合併が好調、取引総額が3倍増に。

タグ: 中国企業

発信時間: 2012-08-15 18:44:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

PwC(プライスウォーターハウスクーパース)が14日に発表した報告書によると、世界的な経済低迷は中国の2012年上半期の海外買収合併に影響せず、取引件数は6%減となったが、金額は昨年同期の約3倍となった。買収先の1位は北米、2位は欧州となった。これまで、中国による海外買収合併はアジアに集中していた。京華時報が伝えた。

◆中国企業、取引総額が230億ドルに

同報告書(「2012年上半期M&A回顧・前景」)によると、世界経済の低迷を受け、2012年上半期、海外投資家の中国における買収合併件数は42%減となり、中国投資家の現地での買収合併件数も25%減となった。しかし中国企業の海外買収合併は逆に増加し、取引件数は94件と前年同期と同水準をキープし(6%減)、取引総額は前年同期の79億ドルの約3倍に相当する230億ドル(約1兆7940億円)に達した。

◆技術・エネルギーに集中

PwC中国北京コンサルティングサービス部の盧玉彪主管パートナーは、「中国企業は、海外のエネルギー関連企業、工業技術密集型企業の買収を急いでいる」と指摘した。上半期、中国企業の北米における買収合併件数は31件に増加し、欧州での件数は27件と昨年同期の同水準をキープしたが、アジアでの件数は29件から12件に減少した。上述した北半球の国家の他に、南半球の国家での件数も20件に増加した。

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