◆中国市場の上半期の販売台数が38%増
中国自動車市場は2012年より成長率が減速しているが、十分な対策を行っていた一汽トヨタの上半期の販売業績は特に際立っており、上半期の販売目標を実現した数少ないメーカーとなった。全国乗用車市場情報聯席会のデータによると、一汽トヨタの2012年1-6月の販売台数は、前年同期比38%増(業界平均の増加率は2.93%)の28万8000台に達した。一汽トヨタは同時に、累計販売台数が300万台を突破した。
一汽トヨタの多くの車種が販売増を実現した。RAV4はSUV市場の代表車となり、上半期の販売台数が前年同期比52%増の6万台以上に達した。中高級車市場では、REIZの上半期の販売台数が43%増の3万5000台に達した。またカローラ(カローラEXを含む)の販売台数が世界一となり、中国市場でも上半期の販売台数が38%増の15万6000台に達し、一汽トヨタの主力車種となった。
「人民網日本語版」2012年8月23日