また、上海・深セン証券取引所が発表した『転融通証券貸借取引実施弁法(試行)』も施行される。両取引所は、証券金融公司は証券貸借取引の借り入れ側であり、顧客に証券貸借取引の代理サービスを提供する場合、または証券取引所の会員資格を保有或いは借用し、貸借取引に参加する場合は、証券取引所に取引権限の申請を行う必要がある。
両取引所の弁法によると、証券貸借取引の有価証券の範囲と借り入れて空売りできる有価証券の範囲は一致する。証券貸借取引の貸借期間は固定されており、3日間、7日間、14日間、28日間と182日間の5つのランクに分かれている。証券貸借取引は定価取引、相対取引き、オークション取引を行うことができる。取引所は非事前申告と事前申告の二種類の申告を受け入れる。上海・深セン取引所は証券貸借取引の手数料について、関連する手数料の基準に従い、別途通知する。
試行期間中、証券貸借取引を行うことができるのは機関投資家のみに限られ、証券貸借取引は定価取引を実施し、事前申告は暫時受け付けず、証券貸借取引の手数料の徴収も暫時行わない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月28日