NYSEユーロネクストがこのほど発表した2012年度のCEO調査によると、世界の上場企業の大多数のCEOおよび米国の中小企業の経営者は、短期的な経済先行きを懸念している。これらの経営者は、経済情勢・企業業績・就職状況が好転するのは、2013年以降になると予測した。調査対象となったCEOの39%、米中小企業の経営者の34%は、2013年に成長率が世界最高となるのは中国と予想した。国際金融報が伝えた。
同調査によると、調査対象者の48%は世界経済の状況を「悪い」と回答し、その他の48%の調査対象者は「普通」と回答した。最も成長が期待できる国・地域について、CEOの39%、米中小企業の経営者の34%は、中国の2013年の成長率がその他の国を上回ると予想した。これは中国本土市場の規模、政府の政策に対する期待を示している。
同調査によると、CEOの67%、米中小企業の経営者の59%は、2013年の世界経済が成長を実現すると予想した。CEOの64%(米中小企業の2倍に相当)は、2013年に社員の採用数を増加する予定だ。
「人民網日本語版」2012年8月29日