中国経済底探り続くも、安定化の兆し依然ある

中国経済底探り続くも、安定化の兆し依然ある。 中国の8月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.2で、景況感の分岐点となる50を再び下回り、2012年以来の低水準に縮小…

タグ: 中国経済

発信時間: 2012-09-03 15:17:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

そして、重要なのは8月以降中国の輸出が好転する可能性が高いということである。新規輸出受注指数は3カ月連続で低下し続けた後、8月は46.6で前月から横ばいとなり、今後、安定して上昇に向かう可能性が高い。7月に入ってから、アメリカ経済は消費にしても、生産や不動産市場にしても、安定した回復を見せている。ヨーロッパは欧州債務危機が足手まといとなり、第3四半期の域内総生産(GDP)成長率は尚も縮小し続けているものの、欧州債務危機の解決方案が推進されたことで、金融市場の予測はある程度安定し始めており、ヨーロッパの人々の経済環境に対する期待もこれ以上悪化することはなく、一部の先行経済指標は既に安定傾向にある。その上、中国の輸出環境も徐々に安定している。7月下旬に入ってから、人民元は対ユーロで軟化しており、1カ月で3%近く下落、中国の対EU輸出にプラスとなる。中国政府も輸出環境の安定に力を入れている。

そのため、8月のPMIが低水準になったことを悲観しすぎる必要はない。経済が安定する兆しは絶えず現れ始めており、中国経済が第4四半期に安定した回復軌道に乗ることを後押しする。

「中国証券報」より 2012年9月3日

 

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