中国工業・信息化部(工業と情報化省)、中国社会科学院工業経済研究所が発表した「2012年中国工業経済運行上半期報告」によると、中国の製造業生産高が世界一となり、潜在成長率の低下が必然の流れとなった。中国新聞社が伝えた。
本日(5日)発表された同報告によると、2010年の一定規模以上工業企業の工業増加額(付加価値額)の伸び率は15.7%、2011年は13.9%に達し、2012年には約10%となる見通しだ。これは年初の予想を約1ポイント下回る。
同報告によると、中国の工業製品のうち、220種の生産高が世界一となっている。現在製造業の発展を阻害している要素には、外需の減少、内需の不足、生産能力の過剰等の構造的な問題が含まれる。